Ⅰ歴代誌7-9; ヨハネ6:22-44

Ⅰ歴代誌

第7章

7:1イッサカルの子らはトラ、プワ、ヤシュブ、シムロムの四人。7:2トラの子らはウジ、レパヤ、エリエル、ヤマイ、エブサム、サムエル。これは皆トラの子で、その氏族の長である。その子孫の大勇士たる者はダビデの世にはその数二万二千六百人であった。7:3ウジの子はイズラヒヤ、イズラヒヤの子らはミカエル、オバデヤ、ヨエル、イシアの五人で、みな長たる者であった。7:4その子孫のうちに、その氏族に従えば軍勢の士卒三万六千人あった。これは彼らが妻子を多くもっていたからである。7:5イッサカルのすべての氏族のうちの兄弟たちで系図によって数えられた大勇士は合わせて八万七千人あった。
7:6ベニヤミンの子らはベラ、ベケル、エデアエルの三人。7:7ベラの子らはエヅボン、ウジ、ウジエル、エレモテ、イリの五人で、皆その氏族の長である。その系図によって数えられた大勇士は二万二千三十四人あった。7:8ベケルの子らはゼミラ、ヨアシ、エリエゼル、エリオエナイ、オムリ、エレモテ、アビヤ、アナトテ、アラメテで皆ベケルの子らである。7:9その子孫のうち、その氏族の長として系図によって数えられた大勇士は二万二百人あった。7:10エデアエルの子はビルハン。ビルハンの子らはエウシ、ベニヤミン、エホデ、ケナアナ、ゼタン、タルシシ、アヒシャハル。7:11皆エデアエルの子らで氏族の長であった。その子孫のうちには、いくさに出てよく戦う大勇士が一万七千二百人あった。7:12またイルの子らはシュパムとホパム。アヘルの子はホシムである。
7:13ナフタリの子らはヤハジエル、グニ、エゼル、シャルムで皆ビルハの産んだ子である。7:14マナセの子らはそのそばめであるスリヤの女の産んだアスリエル。彼女はまたギレアデの父マキルを産んだ。7:15マキルはホパムとシュパムの妹マアカという者を妻にめとった。二番目の子はゼロペハデという。ゼロペハデには女の子だけがあった。7:16マキルの妻マアカは男の子を産んで名をペレシと名づけた。その弟の名はシャレシ。シャレシの子らはウラムとラケムである。7:17ウラムの子はベダン。これらはマナセの子マキルの子であるギレアデの子らである。7:18その妹ハンモレケテはイシホデ、アビエゼル、マヘラを産んだ。7:19セミダの子らはアヒアン、シケム、リキ、アニアムである。
7:20エフライムの子はシュテラ、その子はベレデ、その子はタハテ、その子はエラダ、その子はタハテ、7:21その子はザバデ、その子はシュテラである。エゼルとエレアデはガテの土人らに殺された。これは彼らが下って行ってその家畜を奪おうとしたからである。7:22父エフライムが日久しくこのために悲しんだので、その兄弟たちが来て彼を慰めた。7:23そののち、エフライムは妻のところにはいった。妻ははらんで男の子を産み、その名をベリアと名づけた。その家に災があったからである。7:24エフライムの娘セラは上と下のベテホロンおよびウゼン・セラを建てた。7:25ベリアの子はレパ、その子はレセフ、その子はテラ、その子はタハン、7:26その子はラダン、その子はアミホデ、その子はエリシャマ、7:27その子はヌン、その子はヨシュア。7:28エフライムの子孫の領地と住所はベテルとその村々、また東の方ではナアラン、西の方ではゲゼルとその村々、またシケムとその村々、アワとその村々。7:29またマナセの子孫の国境に沿って、ベテシャンとその村々、タアナクとその村々、メギドンとその村々、ドルとその村々で、イスラエルの子ヨセフの子孫はこれらの所に住んだ。
7:30アセルの子らはイムナ、イシワ、エスイ、ベリアおよびその姉妹セラ。7:31ベリアの子らはヘベルとマルキエル。マルキエルはビルザヒテの父である。7:32ヘベルはヤフレテ、ショメル、ホタムおよびその姉妹シュアを生んだ。7:33ヤフレテの子らはパサク、ビムハル、アシワテ。これらはヤレフテの子らである。7:34彼の兄弟ショメルの子らはロガ、ホバおよびアラム。7:35ショメルの兄弟ヘレムの子らはゾパ、イムナ、シレシ、アマル。7:36ゾパの子らはスア、ハルネペル、シュアル、ベリ、イムラ、7:37ベゼル、ホド、シャンマ、シルシャ、イテラン、ベエラ。7:38エテルの子らはエフンネ、ピスパおよびアラ。7:39ウラの子らはアラ、ハニエル、およびリヂア。7:40これらは皆アセルの子孫であって、その氏族の長、えりぬきの大勇士、つかさたちのかしらであった。その系図によって数えられた者で、いくさに出てよく戦う者の数は二万六千人であった。

第8章

8:1ベニヤミンの生んだ者は長子はベラ、その次はアシベル、第三はアハラ、8:2第四はノハ、第五はラパ。8:3ベラの子らはアダル、ゲラ、アビウデ、8:4アビシュア、ナアマン、アホア、8:5ゲラ、シフパム、ヒラム。8:6エホデの子らは次のとおりである。(これらはゲバの住民の氏族の長であって、マナハテに捕え移されたものである。)8:7すなわちナアマン、アヒヤ、ゲラすなわちヘグラム。ゲラはウザとアヒフデの父であった。8:8シャハライムは妻ホシムとバアラを離別してのち、モアブの国で子らをもうけた。8:9彼が妻ホデシによってもうけた子らはヨバブ、ヂビア、メシャ、マルカム、8:10エウヅ、シャキヤ、ミルマ。これらはその子らであって氏族の長である。8:11彼はまたホシムによってアビトブとエルパアルをもうけた。8:12エルパアルの子らはエベル、ミシャムおよびセメド。彼はオノとロドとその村々を建てた者である。8:13またベリアとシマがあった。(これはアヤロンの住民の氏族の長であって、ガテの住民を追い払ったものである。)8:14またアヒオ、シャシャク、エレモテ。8:15ゼバデヤ、アラデ、アデル、8:16ミカエル、イシパおよびヨハはベリアの子らであった。8:17ゼバデヤ、メシュラム、ヘゼキ、ヘベル、8:18イシメライ、エズリアおよびヨバブはエルパアルの子らであった。8:19ヤキン、ジクリ、ザベデ、8:20エリエナイ、チルタイ、エリエル、8:21アダヤ、ベラヤおよびシムラテはシマの子らであった。8:22イシパン、ヘベル、エリエル、8:23アブドン、ジクリ、ハナン、8:24ハナニヤ、エラム、アントテヤ、8:25イペデヤおよびペヌエルはシャシャクの子らであった。8:26シャムセライ、シハリア、アタリヤ、8:27ヤレシャ、エリヤおよびジクリはエロハムの子らであった。8:28これらは歴代の氏族の長であり、またかしらであって、エルサレムに住んだ。
8:29ギベオンの父エイエルはギベオンに住み、その妻の名はマアカといった。8:30その長子はアブドンで、次はツル、キシ、バアル、ナダブ、8:31ゲドル、アヒオ、ザケル、8:32およびミクロテ。ミクロテはシメアを生んだ。これらもまた兄弟たちと向かいあってエルサレムに住んだ。8:33ネルはキシを生み、キシはサウルを生み、サウルはヨナタン、マルキシュア、アビナダブ、エシバアルを生んだ。8:34ヨナタンの子はメリバアルで、メリバアルはミカエルを生んだ。8:35ミカの子らはピトン、メレク、タレア、アハズである。8:36アハズはエホアダを生み、エホアダはアレメテ、アズマウテ、ジムリを生み、ジムリはモザを生み、8:37モザはビネアを生んだ。ビネアの子はラパ、ラパの子はエレアサ、エレアサの子はアゼルである。8:38アゼルには六人の子があり、その名はアズリカム、ボケル、イシマエル、シャリヤ、オバデヤ、ハナンで、皆アゼルの子である。8:39その兄弟エセクの子らは、長子はウラム、次はエウシ、第三はエリペレテである。8:40ウラムの子らは大勇士で、よく弓を射る者であった。彼は多くの子と孫をもち、百五十人もあった。これらは皆ベニヤミンの子孫である。

第9章

9:1このようにすべてのイスラエルびとは系図によって数えられた。これらはイスラエルの列王紀にしるされている。ユダはその不信のゆえにバビロンに捕囚となった。9:2その領地の町々に最初に住んだものはイスラエルびと、祭司、レビびとおよび宮に仕えるしもべたちであった。9:3またエルサレムにはユダの子孫、ベニヤミンの子孫およびエフライムとマナセの子孫が住んでいた。9:4すなわちユダの子ペレヅの子孫のうちではアミホデの子ウタイ。アミホデはオムリの子、オムリはイムリの子、イムリはバニの子である。9:5シロびとのうちでは長子アサヤとそのほかの子たち。9:6ゼラの子孫のうちではユエルとその兄弟六百九十人。9:7ベニヤミンの子孫のうちではハセヌアの子ホダビヤの子であるメシュラムの子サル、9:8エロハムの子イブニヤ、ミクリの子であるウジの子エラおよびイブニヤの子リウエルの子であるシパテヤの子メシュラム、9:9ならびに彼らの兄弟たちで、その系図によれば合わせて九百五十六人。これらの人々は皆その氏族の長であった。
9:10祭司のうちではエダヤ、ヨアリブ、ヤキン、9:11およびヒルキヤの子アザリヤ、ヒルキヤはメシュラムの子、メシュラムはザドクの子、ザドクはメラヨテの子、メラヨテはアヒトブの子である。アザリヤは神の宮のつかさである。9:12またエロハムの子アダヤ、エロハムはパシュルの子、パシュルはマルキヤの子である。またアデエルの子はマアセヤ、アデエルはヤゼラの子、ヤゼラはメシュラムの子、メシュラムはメシレモテの子、メシレモテはインメルの子である。9:13そのほかに彼らの兄弟たちもあった。これらはその氏族の長で、合わせて一千七百六十人、みな神の宮の務をするのに、はなはだ力のある人々であった。
9:14レビびとのうちではハシュブの子シマヤ、ハシュブはアズリカムの子、アズリカムはハシャビヤの子で、これらはメラリの子孫である。9:15またバクバッカル、ヘレシ、ガラル、およびアサフの子ジクリの子であるミカの子マッタニヤ、9:16ならびにエドトンの子ガラルの子であるシマヤの子オバデヤおよびエルカナの子であるアサの子ベレキヤ、エルカナはネトパびとの村里に住んだ者である。
9:17門を守るものはシャルム、アックブ、タルモン、アヒマンおよびその兄弟たちで、シャルムはその長であった。9:18彼は今日まで東の方にある王の門を守っている。これらはレビの子孫で営の門を守る者である。9:19コラの子エビヤサフの子であるコレの子シャルムおよびその氏族の兄弟たちなどのコラびとは幕屋のもろもろの門を守る務をつかさどった。その先祖たちは主の営をつかさどり、その入口を守る者であった。9:20エレアザルの子ピネハスが、むかし彼らのつかさであった。主は彼とともにおられた。9:21メシレミヤの子ゼカリヤは会見の幕屋の門を守る者であった。9:22これらは皆選ばれて門を守る者で、合わせて二百十二人あった。彼らはその村々で系図によって数えられた者で、ダビデと先見者サムエルが彼らを職に任じたのである。9:23こうして彼らとその子孫は監守人として、主の家である幕屋の家の門をつかさどった。9:24門を守る者は東西南北の四方にいた。9:25またその村々にいる兄弟たちは七日ごとに代り、来て彼らを助けた。9:26門を守る者の長である四人のレビびとは神の家のもろもろの室と宝とをつかさどった。9:27彼らは神の家を守る身であるから、そのまわりに宿った。そして朝ごとにこれを開くことをした。
9:28そのうちに務の器をつかさどる者があった。彼らはその数を調べて携え入り、またその数を調べて携え出した。9:29またそのほかの品、すべての聖なる器および麦粉、ぶどう酒、油、乳香、香料をつかさどる者があった。9:30また祭司のともがらのうちに香料を混ぜる者があった。9:31コラびとシャルムの長子でレビびとのひとりであるマタテヤはせんべいを造る勤めをつかさどった。9:32またコハテびとの子孫であるその兄弟たちのうちに供えのパンをつかさどって、安息日ごとにこれを整える者どもがあった。
9:33レビびとの氏族の長であるこれらの者は歌うたう者であって、宮のもろもろの室に住み、ほかの務はしなかった。彼らは日夜自分の務に従ったからである。9:34これらはレビびとの歴代の氏族の長であって、かしらたる人々であった。彼らはエルサレムに住んだ。
9:35ギベオンの父エヒエルはギベオンに住んでいた。その妻の名はマアカといった。9:36彼の長子はアブドン、次はツル、キシ、バアル、ネル、ナダブ、9:37ゲドル、アヒオ、ゼカリヤ、ミクロテである。9:38ミクロテはシメアムを生んだ。彼らもその兄弟たちとともにエルサレムに住んで、その兄弟たちと向かいあっていた。9:39ネルはキシを生み、キシはサウルを生み、サウルはヨナタン、マルキシュア、アビナダブ、エシバアルを生んだ。9:40ヨナタンの子はメリバアルで、メリバアルはミカを生んだ。9:41ミカの子らはピトン、メレク、タレアおよびアハズである。9:42アハズはヤラを生み、ヤラはアレメテ、アズマウテおよびジムリを生み、ジムリはモザを生み、9:43モザはビネアを生んだ。ビネアの子はレパヤ、その子はエレアサ、その子はアゼルである。9:44アゼルに六人の男の子があった。その名はアズリカム、ボケル、イシマエル、シャリヤ、オバデヤ、ハナン。これらはみなアゼルの子らであった。


ヨハネ

第6章

6:22その翌日、海の向こう岸に立っていた群衆は、そこに小舟が一そうしかなく、またイエスは弟子たちと一緒に小舟にお乗りにならず、ただ弟子たちだけが船出したのを見た。6:23しかし、数そうの小舟がテベリヤからきて、主が感謝されたのちパンを人々に食べさせた場所に近づいた。6:24群衆は、イエスも弟子たちもそこにいないと知って、それらの小舟に乗り、イエスをたずねてカペナウムに行った。6:25そして、海の向こう岸でイエスに出会ったので言った、「先生、いつ、ここにおいでになったのですか」。6:26イエスは答えて言われた、「よくよくあなたがたに言っておく。あなたがたがわたしを尋ねてきているのは、しるしを見たためではなく、パンを食べて満腹したからである。6:27朽ちる食物のためではなく、永遠の命に至る朽ちない食物のために働くがよい。これは人の子があなたがたに与えるものである。父なる神は、人の子にそれをゆだねられたのである」。6:28そこで、彼らはイエスに言った、「神のわざを行うために、わたしたちは何をしたらよいでしょうか」。6:29イエスは彼らに答えて言われた、「神がつかわされた者を信じることが、神のわざである」。6:30彼らはイエスに言った、「わたしたちが見てあなたを信じるために、どんなしるしを行って下さいますか。どんなことをして下さいますか。6:31わたしたちの先祖は荒野でマナを食べました。それは『天よりのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです」。6:32そこでイエスは彼らに言われた、「よくよく言っておく。天からのパンをあなたがたに与えたのは、モーセではない。天からのまことのパンをあなたがたに与えるのは、わたしの父なのである。6:33神のパンは、天から下ってきて、この世に命を与えるものである」。6:34彼らはイエスに言った、「主よ、そのパンをいつもわたしたちに下さい」。6:35イエスは彼らに言われた、「わたしが命のパンである。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決してかわくことがない。6:36しかし、あなたがたに言ったが、あなたがたはわたしを見たのに信じようとはしない。6:37父がわたしに与えて下さる者は皆、わたしに来るであろう。そして、わたしに来る者を決して拒みはしない。6:38わたしが天から下ってきたのは、自分のこころのままを行うためではなく、わたしをつかわされたかたのみこころを行うためである。6:39わたしをつかわされたかたのみこころは、わたしに与えて下さった者を、わたしがひとりも失わずに、終りの日によみがえらせることである。6:40わたしの父のみこころは、子を見て信じる者が、ことごとく永遠の命を得ることなのである。そして、わたしはその人々を終りの日によみがえらせるであろう」。
6:41ユダヤ人らは、イエスが「わたしは天から下ってきたパンである」と言われたので、イエスについてつぶやき始めた。6:42そして言った、「これはヨセフの子イエスではないか。わたしたちはその父母を知っているではないか。わたしは天から下ってきたと、どうして今いうのか」。6:43イエスは彼らに答えて言われた、「互につぶやいてはいけない。6:44わたしをつかわされた父が引きよせて下さらなければ、だれもわたしに来ることはできない。わたしは、その人々を終りの日によみがえらせるであろう。


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